アルファポリス第3回キャラ文芸大賞「特別賞」を頂けた理由を自己分析してみた。

当記事は以前公開していたnoteより移転した記事です。

注意
※注意※
本記事の内容は、100%(!)もりすみ個人の見解によるものです。
公募先であるアルファポリス様および関係者の方から【見聞きしたものではありません】!! 予めご了承ください。

もりすみがオンラインで小説を公表し始めて、早10年。
今年の2月のことになりますが、大変有難いことに、

アルファポリス主催・第3回キャラ文芸大賞にて、
「特別賞」を頂くことができました!! ばんざーい!ヽ(*^ω^*)ノ

受賞作がこちら。ご興味のある方はぜひに!


あやかし薬膳カフェ「おおかみ」

そこで、1作受賞したのみの若輩者(現在『未』書籍化!)のもりすみが、
自身の今後のためにも今回の受賞について自己分析してみました。

「公募に出しているけれど、思ったより結果が出ない…」
そんな小説家志望の皆さまへ、僭越ながらお手伝いができれば幸いです。

受賞した理由。それは「公募先の求めるもの」に合致していたから。

もりすみが本作で受賞できた理由。
それをひとつあげるとすれば、

「公募先の求めるもの」に合致していた!

この点に尽きると思います!

そんなの当たり前だろ!

そんなお声も聞こえてしまいそうですが……本当に?
本当に、当たり前に、皆さんこの点を抑えていますでしょうか?

書きたい作品が書き終わった!
→せっかくだから、どこかの賞に応募しよう!
→締切が近いし、内容もまあまあ合致してる賞はここかな!
→はい、応募!

…実はこれ、完全に数年前のもりすみです(笑)

もちろん、この流れでチャンスを掴み受賞される方もおられるかと思います。
しかし、もりすみは幾度か公募にチャレンジしてきましたが、かすりもしませんでした…。

それは結局、
「公募先が求めている作品はどんなものか?」を真剣に考えていなかった
これがひとつの要因ではないかと思うのです。

▼公募先が求めているものって、どんな小説?

①「募集要項」をじっくり見よう

公募のページには、求めている作品のヒントがたくさんありますね。
アルファポリス主催「第3回キャラ文芸大賞」の募集要項を例にとってみましょう。

トップ画像が、「晴明さんちの不憫な大家/烏丸紫明先生著」「みちのく銀山温泉 あやかしお宿の若女将になりました/沖田弥子先生著」の書籍表紙
→両方とも「あやかし」をテーマに据えた作品

◆キャラ文芸の定義が明確に記載。
「キャラクター」や「舞台」に個性を持たせる必要あり。

テーマ別賞にも注目、「あやかし賞」「グルメ賞」などの授与の可能性の記載。
「あやかし」「グルメ」がテーマの作品を求めている可能性あり。

いかがでしょうか。
ここまでくると、「あやかし」テーマの作品が特に求められている感がありますよね…?(; ・`д・´)

②「過去の受賞作」もしっかり確認!

さらに過去受賞作の作品傾向も要確認。
一口にキャラ文芸といっても、レーベルによって微妙に色合いが違いますよね。

あやかし、グルメ、ご当地、中華、謎解き…

例によって、「キャラ文芸大賞」の過去受賞作を簡単にまとめると、

◆第2回受賞作
あやかし要素有りの作品が6作中4~5作。
グルメ要素有りの作品が6作中2作
。主人公が高校生のものも目立つ。
総評より、登場人物が個性ゆたかで生き生き描かれていることが重要。

◆第1回受賞作
あやかし要素有りの作品が4作中3作。
ライト文芸にふさわしい作品は評価が低くなることに。

上のような感想となりました(要素の解釈は、もりすみ個人の見解です)。

うーん。こうして見るとやはり、
「あやかし」テーマが最☆有☆力!…と言えるのではないでしょうか…!?

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このように、実は公募する前からあちこちに、
「求められている小説(上の例ではジャンル等)」のヒントが隠されているんですね…!

▼人気ジャンルを追うと「自分らしさ」が無くなる?

「最有力が『あやかし』っていったって、自分の味が出るのは別ジャンルなんだ!」
「あやかしもグルメもなくたって、キャラが個性的なら『キャラ文芸』でいいじゃない!」

勿論こういった考えもあると思います。
今までのもりすみも、実際同じ考え方でした。

その考え方の根底にあるのは、
「人気ジャンルを追っていたら、『自分らしさ』が無くなるのではないか?」
――そんな考えだったと思います。

しかし!
しかしですよ、皆さん! よく考えてみましょう!

人気ジャンルを追うことって、そんなに悪いことでしょうか?

もともと書籍化を目指す物書きさんなら、「作品を人に読んでもらう」ことが必須中の必須項目になります。
それならば、「今読者はどんな作品を求めているのか」を考える必要がありますよね。

「人気ジャンル」=「多くの読者が求めるもの」

つまり、人気ジャンルに素直に乗ったほうが、
結果として読者に読んでもらえる・喜んでもらえる──そう言えると思うのです。

書いたことのないテーマで作品を書くのは、正直しんどいです
下調べに時間はかかるし、いつも書いてる分野で書く方が楽。

でも、読者の方に喜んでもらうことを考えないまま受賞&書籍化なんて、世の中そんなに甘くないかもしれない…ですよね?

それならいっそ、
「自分にしか書けない」人気ジャンルを書いてみてはいかがでしょうか!

少なくとももりすみは、
開き直って初ジャンルに真正面からチャレンジしたことが、今回の受賞につながったと思っております…!

▼終わりに

長々と書き殴ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

拙作の受賞は、応援して下さった皆さま、選考していただいた皆さまの力なくしては成しえなかったものです。
この貴重な経験を形に残そうと思い立ち、こちらの記事にしたためさせて頂きました…!

冒頭でもアナウンスしました通り、

注意
※注意※
本記事の内容は、100%(!)もりすみ個人の見解によるものです。
公募先であるアルファポリス様および関係者の方から【見聞きしたものではありません】!! 予めご了承ください。

また本記事では具体例も兼ねて「あやかしもの」を推す内容となっておりますが、今後求められる作品が「あやかしもの」とは限りません。

…まあ何が言いたいのかと申しますと、

「言われた通り『あやかしもの』を書いたのに、受賞できなかったんですけど!」
…といったご批判はご遠慮くださいねーーー!!←ここ重要!(笑)

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

森原すみれ

 


あやかし薬膳カフェ「おおかみ」