劇団拝ミ座

感受性が高いことから生きづらさを感じてきた遥(はるか)は、ある日ウエディングドレスを胸に抱えた美青年と出逢う。彼に懇願された頼みごとは、今は亡き人の『心残りの時間』を演出する手助けをすることだった。そんな彼等『劇団拝ミ座』の仕事に協力することになった遥は、徐々に自分の心と居場所も見出していく――。
亡き者と残された者。心の癒しと絆の物語、開演です。

 

第一幕 人生最良の日のあなたに
第二幕 癒しの同居人は今日も食に五月蝿い
第三幕 真夏の牡丹に大輪の花束を添えて
第四幕 背中合わせの双子羽織に祈りを