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スマホゾンビ生活を改めようと決意してしばらく過ごすうち、なんとなく気づけたことがありました。自分がスマホをつい触ってしまうきっかけについてです。
それはずばり……暇つぶし!
当初の私はてっきり、スマホにいろいろと便利な機能があるがゆえに、ついスマホを触ってしまうのだと思っていました。地図アプリとか、読書アプリとか、SNSアプリとかですね。でもよくよく自分を観察してみると、明確に用事があるときよりもぼんやり暇を感じたときのほうが、圧倒的にスマホを触る回数の多いことに気づいたのです。これは大発見!
少しの暇ができると、無意識にスマホに手が伸びてしまう。そしてそんなときによく浮かんでいた思考は、「せっかくスマホを見る暇があるんだから、何か見よう」でした。
たとえば、
・バスに乗っている間、暇だなあ→スマホを見る
・歯磨きしている間、暇だなあ→スマホで何か聞く
・ひとりでご飯を食べている間、暇だなあ→スマホを見る
・家事をする時、暇だなあ→スマホで何か聞く
これらを自分がきちんと意識的にしているのならばいいのですが、無意識にだらだらと習慣になってしまっているのは困ります。こうして1日にいくつもスマホ世界に入る「扉」があることで、気づけば長くて深いスマホ森に自ら迷い込むことになるのですから……ひえっ。
でも、どうしてこうもせっせと暇を埋めたいと思うのでしょう。どうやら私が抱く理由のひとつは、「なんか自分、サボってる?」のような思考が浮かぶことでした。
今の世の中、スマホを筆頭とする便利なツールが山のように生まれ、いつでもどこでも何かしらできるようになりましたよね。スマホで読書もできるし、移動中に音声学習もできるし、家事時間にラジオを聞くこともできる。それなのに、そんな機会を逃して何もしていない自分に気づくと、「なんか自分、サボってる?」のような焦りに近い感覚が生まれていたのです。
自分も何かやらなくちゃ。この隙間時間を何かで埋めなくちゃ。その結果、ひとまず手軽な暇つぶしツールのスマホに手を伸ばし、気づけば謎の虚無時間を費やしていたのです。なるほど! だめじゃん!
というわけで、まずはこの「なんか自分、サボってる?」が浮かんだときの対処法を考えることにしました。
考えた方向性は3つ。
①他の暇つぶしアイテムを用意しておく
②身ひとつで暇をつぶす方法を会得しておく
③あえて余白を楽しむ
「①他の暇つぶしアイテムを用意しておく」は、やはり本ですね。幸い私の家には日々成長してやまない積読の木がございますので、出掛けるときには読みたい本を1冊、忘れずに入れておくことにしました。読書端末もいいですね。荷物の重さによって入れ替えすると便利だと思います。あとはノート。自分の今の考えをとりとめなく書き綴ることで、頭もすっきり、気分もすっきりできます。
「②身ひとつで暇をつぶす方法を会得しておく」は、ひとまずストレッチ。いつも伸ばさないところをじっくり伸ばすと、それだけで血が巡っていく感覚がしますね。最近は少し身体をひねるだけですぐにわき腹がつりそうになってしまうので、習慣化したいと思います。歌を歌うのもいいですね。ちなみに、私のいちおしは妄想です。
「③あえて余白を楽しむ」。これはなかなか大切だと思いました。「暇」というとなんだかだらけて聞こえますが、「余白」というとどうでしょう。途端にきらきらと陽射しが差し込む草原に立っているような心地になりませんか……!
以前のイヤホンつけすぎ問題の記事でも考えたことですが、最近の自分はどうも情報過多の傾向にある気がするのです。頭に手当たり次第の情報を詰め込んでいるような。それでいて、結局何も身になっていないような。
自分の頭に入る量は決まっている。それならあとは自分の意思で、入れるものと入れないものを選んでいこう。隙間があるからといって適当にその辺の何かを詰めていては、いざ本当に入れておきたいものと出逢ったときにはパンパンで、自分のなかに入れきれない。そんなことにもなりかねませんもんね。
というわけで最近はスマホに意識が行ってしまっても、「おっと。これは今私、暇を感じているな」と気づけるようになってきました。
大切な大切な自分の時間。無思考のままスマホに費やすのではなく、今一度きちんと意識して使っていけるようにしたいですね。
森原すみれ
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