こんにちは。小説家の森原すみれです。
実は2023年3月の1カ月間、個人企画として『#自作POPを1カ月アップします企画』を開催しておりました。急な企画にもかかわらず、たくさんの方に応援していただき、とても嬉しかったです。
そこで今回は、「#自作POPを1カ月アップします企画」の振り返りを兼ねて、その裏側をお届けしたいと思います。よろしければぜひお付き合いいただければと思います。
POP企画はこうして生まれました
書店さんPOPを眺めるのが大好きな森原。いつも多忙のなか、書店員さんが作成されたPOP。作品への愛情が感じられ、胸がじんわりほっこりしてしまいます。
そんな日々を過ごす中で、「あれ?」と思ったのです。
自分で作ったPOPでも、誰かに作品愛を伝えることはできるのでは?
それにPOPを作ることで、作品の魅力を改めて確認することができるかもしれない!
そんな考えのもと、急遽個人企画『#自作POPを1カ月アップします企画』がはじまったのでした。
森原はPOPをこう作りました
それからは、怒涛のPOP作りの毎日。時に楽しみ、時に慌て、時に喜びながら、POP企画を進めてまいりました。
ここで森原のPOP作りの流れを簡単にお伝えします!
皆さんの想像通り、ここが1番の難関です。
使っていた道具は、iPadminiとAppleペンシル、イラストアプリの「アイビスペイント X」です。イラストアプリを立ち上げたまま、ああでもない、こうでもない、と頭を抱え続けたことも…。
我が家にはプリンターがないので、印刷が必要なときはセブンイレブンさんのネットプリントを利用しています。備え付けハガキでの印刷で、POPに使う紙素材を作っていました。
印刷してきたPOP素材を、考えていた形にカットします。必要があれば、あれこれノリで貼り付けたり、マスキングテープを使ったり。
最後に、完成したPOPと拙著を撮影します。あとはツイートすればOKです。お疲れさまでした!
以上の作業を、1カ月間せっせと続けておりました。
1カ月間作ったPOPを種類分けしてみました
せっかく作るのなら、内容もバリエーション豊かにしたいなあと頑張ったPOP作成。そこでこの機会に、作ったPOPの種類をおおまかに分けてみました。
【5位】薬膳茶POP(計2枚)
『薬膳おおかみ』では、小話ごとに薬膳茶が登場します。今では森原自身、食べものや飲みものの薬膳的な知識をほんのり取り入れるようになりました。皆さんの今にぴったりの薬膳茶が、作中でご紹介できれば嬉しいです。
【4位】作者の推し!POP(計3枚)
実はずっとお伝えしたいと思っていた、作者自身の推しページ。ツイートでは皆さんからも温かなご反応を頂けて、本当に嬉しかったです。
【3位】胸きゅん推進POP(計4枚)
胸きゅん物語推進委員会会長の森原(?)。『薬膳おおかみ』にも、胸きゅん要素を飽和ギリギリまで詰め込んでおります。日ごろのお疲れを、胸きゅん要素で癒していらっしゃる皆さんも多い…はず!
【2位】舞台についてのPOP(計6枚)
『薬膳おおかみ』は、北海道北広島市が舞台。駅近くの薬膳カフェで巻き起こる、ほかほか癒やしの物語です。北海道にお住まいの皆さんはもちろん、北海道がお好きな皆さんにも「届け~届け~」と日ごろ念を送っております。
【1位】登場キャラクターPOP(計9枚)
栄えある第1位が、登場キャラクターPOPです。とことん健気で頑張り屋さんの日鞠をはじめ、不愛想イケメンの孝太朗、愛想爆発イケメンの類。その他にも個性豊かな人やあやかしたちが登場してくれます。大好きな『薬膳おおかみ』の彼らを皆さんにご紹介したい思いが、この枚数に繋がったのかなと思います。
その他メッセージPOP(計6枚)
こちらは、その他でまとめたメッセージPOPです。これまで辿ってきた道を振り返ったり、表紙イラストの美麗さを俳句にしてみたり、書店お取り寄せをおすすめさせて頂いたりですね。
さいごに
というわけで今回は、『「#自作POPを1カ月アップします企画」を完走いたしました。1カ月間のあれこれと後日譚。』と題してお届けしました。
企画当初は続けることができるのか不安もありましたが、皆さんのたくさんのエールに支えられ、無事完走することができました。改めて、本当に本当にありがとうございました。
これからも森原と拙著『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。
森原すみれ
\\ 自作POP企画を完走した、デビュー作です //
北海道を舞台に繰り広げられる
あやかしと優しい薬膳の物語です。
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