「お香」をはじめたい人向けの書籍4冊。日々のほのかな癒やしにいかがですか?

こんにちは。小説家の森原すみれです。

今回は「お香をはじめたいなあ」とお考えの方におすすめの書籍4冊をお届けしたいと思います。書籍の特徴と概要を踏まえた感想を綴っておりますので、皆さんのご参考になれば幸いです。

おすすめ資料4冊・パッと早見表

紹介本のおすすめの読者さんを、早見表でまとめました。皆さんに該当するものがございましたら、本の情報までジャンプしてみてくださいね。

  • はじめての基本書を1冊選びたい方 >>GO!
  • 香料の知識を深めたい方 >>GO!
  • 香料の種類や違いを知りたい方 >>GO!
  • 基礎知識より一歩進んだ知識がほしい方 >>GO!

 

❶お香が好き。/吉田揚子・絵と文 加藤アラタ・写真 ソフトバンククリエイティブ

特目
  • はじめての基本書を1冊選びたい方向け
  • お香の基本知識や具体的な利用方法、歴史まで網羅!

お香初心者の方にオススメしたい、良質な基本書。筆者さんの手書きイラストも相まって、お香の優しい癒しの空気を感じることができます。

お香のイラストや写真、それらの利用方法も、盛りだくさんに紹介。筆者さんの体験談も存分に記されているのも魅力の一つ。資料としてでなく、実際の私生活にもお香を取り入れたくなるお香の魅力が伝わります。

 

❷日本の香り/コロナ・ブックス編集部著 松榮堂監修 平凡社

特目
  • 香料の知識をより深めたい方向け
  • 「聞香」についての詳細な解説も豊富!

お香を作る香料についての情報がとにかく豊富。香料が日本を訪れた歴史・特徴・原産地・種類・採取方法・効用などが細かく記されています。

また、「香りを聞く」聞香の楽しみ方や材料や歴史、ルールなども詳細が記載され、とても参考になりますね。

 

❸てづくりお香教室/松下恵子監修 日東書院本社

特目
  • 香料の種類や違いを詳しく知りたい方向け
  • お香の具体的なレシピとアイディアが掲載

お香の作りかたに着眼した本書。お香を構成する「香料」や「作りかた」について深掘りしていて、お香の新たな魅力が見つかります。

「沈香」「白檀」「桂皮」…あの香料は実際どんな香りなのか。創作者としてとても知りたい反面、すべてを実際に確認することが難しい情報も確認できます。におい袋、文香、線香などの調合も写真を添えて解説。

さらには気分別の香りのレシピも紹介されているので、具体的な香料の組み合わせの参考にもなりますよ!

 

❹日本の香りと室礼/宮沢敏子著 八坂書房

特目
  • 基礎知識から一歩進んだ深い知識がほしい向け
  • 香りの歴史や古書に基づいた、より深い香りの知識が掲載

内容が本格的で非常の深い一冊です。その分、創作に役立つ知識が山のように記されています。暦に沿ったお香の歴史が紹介され、知識さらに深めてくれますよ。

実際に作られたお香(と、荘厳な生け花)の美しさには、思わず惚れ惚れします。カラーの資料写真も豊富で、お香が伝わってきた長い歴史を感じることができますね。

 

『書店取り寄せ』してみませんか

在庫のない書籍でも、書店さんでとっても簡単に『お取り寄せ』できることをご存知でしょうか。

街の書店さんの応援にもなりますので、この機会にぜひご利用くださいね。

 

さいごに

ということで今回は「お香をはじめたいなあ」とお考えの方におすすめの書籍4冊をお届けしました。

他の記事では、「薬膳」に興味がある方向けの書籍についてもご紹介しています。ご興味がおありの方は、こちらもぜひチェックされてくださいね。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

\\ お香の芳香漂う、長編小説です //