『薬膳おおかみ』3巻刊行決定!書籍化作業中です。

【妖怪・あやかし】が登場する小説執筆に、おすすめ資料本5冊を紹介します!パッと早見表も。

当記事は以前公開していたnoteより移転した記事を改稿したものです。

こんにちは! 森原すみれ(@soshiteasa)です。

今回は、『【妖怪・あやかし】が登場する小説執筆に、おすすめ資料本5冊を紹介します!』と題してお届けしたいと思います。

当記事添付の書籍情報画像は『書籍予約・取寄せ用紙生成ツール』さまより、また一部書影画像は『版元ドットコム』さまより利用させて頂いております。いつも大変お世話になっております。(2023/8/23更新)

おすすめ資料5冊・パッと早見表

森原
森原

紹介本のおすすめの読者さんを、早見表でまとめました!

  • 妖怪の数が多く、本格的な本を求める方 >>GO!
  • 妖怪の数がとても多く、初心者向けの本を求める方 >>GO!
  • よりキャラの立った妖怪たちを書きたい方 >>GO!
  • 「妖怪」もいいけれど「神様」にも興味がある方 >>GO!
  • 可愛らしい妖怪のイラストに癒されたい方 >>GO!

 

❶図説 日本の妖怪百科(宮本幸枝著/文、学研プラス)

特徴

・96もの妖怪が詳細に解説され、絵巻物などの本格的な挿し絵も!
・内容のボリュームに対して、コンパクトな四六判(127×188)サイズ、厚みも18ミリと持ち歩きやすい♡

こんな方におすすめ

妖怪の数が多く、本格的な本を求める方

書籍定価

本体600円(税別)
※Amazonでは新品価格が定価以上となっておりますのでご注意ください…!(2020/8/1現在)

本格的な妖怪の空気を、存分に味わうことのできる一冊。
挿絵はすべて古来より伝わる絵巻物や貴重資料などで、妙に想像欲をかきたてます。
上に96の妖怪と書きましたが、巻末にはなんと収録しきれなかった89もの妖怪が簡易紹介文とともに収録されています! ボリュームが! すごい!
挿絵が本格的なぶん子どもには少しとっつきにくさを感じるかもですが、全頁フルカラーで大人には十分読みやすい!
本書は森原にとってになくてはならない一冊となりました。
妖怪についての特徴や様々な逸話を学ぶことのできる一冊です。

 

❷追え!日本の妖怪スペシャル(なんばきび著/文、朝日新聞出版)

特徴

・318の妖怪の解説を収録! 多いです!
・「出現エリア」「別の伝説」などのプチ情報も記載。

こんな方におすすめ

妖怪の数が多く、初心者向けの本を求める方

書籍定価

本体1200円(税別)

子どもにも楽しめるとある通り、初心者に非常にとっつきやすい妖怪本。
最大の魅力はやはり収録数
①の書籍より解説の分量はやや少ない印象ですが、その点を補いあまる318の妖怪を解説していて、実際手持ちの本の中でこの本にしか記載のない妖怪も。
とくに有名な妖怪は、見開きページでしっかり取り扱ってくれているから嬉しい♡
本のサイズは約210×148×22(mm)。256ページもある分やや厚みがあり重いです。
妖怪の入門書として、これ以上ない良書ではないでしょうか!

 

❸妖怪ランキング大辞典(レッカ社著/文、小松和彦・飯倉義之監修、カンゼン)

特徴

・妖怪同士の特徴やそのランクが一目でわかる。キャラ立てに非常に便利
・サクサク読み進められる手軽さも魅力♡

こんな方におすすめ

よりキャラの立った妖怪たちを書きたい方

書籍定価

本体926円(税別)

子ども向けの妖怪本ということもあり、非常に読みやすい一冊。
「ビッグ妖怪ランキング」「神々しいランキング」「ネコランキング」など、計24のランキングを設けて妖怪をわかりやすく紹介する。
例えば「キツネランキング」ではキツネ妖怪が選ばれるわけだが、そもそもキツネ妖怪ってそんなに数がある?
…そんな疑問を感じた方は、是非一度手に取ってください。妖怪知識が増えること請け合いですよ!
また、森原が秘かに発見した本書の使い方があります。
それは、作中に登場させる「妖怪の特徴かぶりを無くす」こと!
作中の妖怪のバリエーションをバランスよく出したいと思っている方。
本書のランキングから適宜一人ずつ選抜することで、それぞれキャラの立った妖怪を選ぶことができます、よー。(小声!)

 

❹神様になった動物たち(戸部民夫著、大和書房)

特徴

・動物と神様にまつわる詳細解説の良書!
・文庫本サイズで持ち運びも便利♡

こんな方におすすめ

「妖怪」もいいけれど「神様」にも興味がある方

書籍定価

本体700円(税別)

「妖怪もの」と銘打っておきながら、最後にご紹介したいのが「動物」と「神様」に主眼を置いたこちらの一冊!
普段ない気なく目にする、神社でお祭りされている動物たち。その動物たちがどういった経緯でまつられることになったのか?
47種類の動物神を取り上げ、非常に丁寧に解説されています!
中には「架空聖獣の神使たち」ということで河童、竜、鬼なども取り上げられていますよ。
イラストなどはありませんが、その分文章の情報量がすごい!
「妖怪」からもう少し視点を広げたい方に、とてもおすすめの一冊です。

 

❺ときめく妖怪図鑑(門賀美央子/文、アマヤギ堂/画、東雅夫/監修、山と溪谷社)

特徴

絵柄がとにかく可愛い。見てるだけで癒される。可愛い(2回目)
・「鬼」「天狗」「河童」。三大妖怪の掘り下げがすごい。こんなに種類があったんだ! と驚くこと間違いなし!

こんな方におすすめ

可愛らしい妖怪のイラストに癒されたい方
・妖怪のおどろおどろしさが少し苦手、という方

書籍定価

本体1500円(税別)

大人女子の方は特に、手にした途端一目ぼれすること請け合いの妖怪本♡
妖怪がいまだかつてこんなに可愛らしく描かれたことがあっただろうか。いや、ない!(キリッ)
絵柄なんてどうでもいいなんて言うことなかれ。
やはり妖怪を創作物で生き生き表現するには、作者の中に愛着がわいていることも大切ではないでしょうか?
「妖怪ものを書いてみたいけれど、何だかおどろおどろしい感じが苦手で…」
そんな方にぜひこの本を! 妖怪の見方がぐるりと変わりますよ♡
また、解説も詳細とまではいかないがしっかりと記されています。
特筆すべきは「鬼」「天狗」「河童」の三大妖怪についてかなり詳細に書かれている点!
例えば、「鬼」の項目だけでも14種の紹介があります。す、すごい…!

 

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森原
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さいごに

ということで、今回は『【妖怪・あやかし】が登場する小説執筆に、おすすめ資料本5冊を紹介します!』と題しまして、お届けいたしました。

森原
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これから「妖怪もの」のキャラ文芸小説を執筆される方のお役に立てれば幸いです!

同じく、キャラ文芸小説で人気のテーマ『中華後宮』の資料のご紹介記事もございます。

ぜひこちらもご参考にしていただければと思います!

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

森原すみれ