2024年1月に書いた『ゆめMEMO』を12月に見返してみて。

こんにちは。小説家の森原すみれです。

2024年も残りわずか。そんな中、ふと年はじめに自分の叶えたい夢を書いた『ゆめMEMO』の存在を思い出し、見返す機会がありました。

森原のゆめMEMOは基本的に遠慮知らず。実現パワーが宿りますようにと祈りを込めて、思いついた夢をあれこれ記入しています。そして振り返ると、12月現在で(ほんのりニュアンス違いなものもございますが!)実現している夢がいくつもございました。

 

『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』3巻を最高な形で皆さんにお届けできた

森原のデビュー作でもある『薬膳おおかみ』の最終巻。長らく応援いただいた読者の皆さんへの最高の恩返しになれますよう、全力で挑ませていただきました。日鞠と孝太朗、類と有栖、彼らを取り巻くたくさんの人とあやかしたち。彼らの未来の物語は今でも、ふとした拍子に想像を巡らせております。彼らの1年間を丁寧に紡がせてくださったアルファポリス文庫さん、本当にありがとうございました。

凪かすみ先生に『薬膳おおかみ』3巻の表紙イラストを描いていただくことが叶った

『薬膳おおかみ』1・2巻でも本当に素敵な表紙イラストを描いてくださった凪かすみ先生。3巻刊行にあたって、またも魅力あふれる表紙イラストをお届けいただきました…! 日鞠と孝太朗の忘れられない思い出になったであろうお花見の、まさに春色に包まれた幸せなひと時。凪先生、改めて深く感謝を申し上げます。

街の書店さんにサイン本を置いていただくことが叶った

街の書店さんにサイン本を置いていただくことは、デビュー前からの夢でもあり憧れでした。そして今年、『あやかし手製本編纂館』刊行の際にも素敵なご縁をいただけることに…。いつもお世話になっている書店さんには、感謝の気持ちでいっぱいです!

人生初の書き下ろし作品の刊行が叶った

2024年の森原お仕事ニュースのトピックスのひとつが、人生初の書き下ろし作品の刊行でした。刊行直前は特にどきどきそわそわな日々を過ごしつつ、無事皆さんのもとへお届けすることが叶った『あやかし手製本編纂館』。本作りの魅力と壱花と恭介の絶妙なもだもだ関係、伊緒莉の底知れない妖艶さに、かまじろうの癒やし力をぎゅぎゅっとつめこむことができたかと思います。角川文庫さん、このたびは本当にありがとうございました。

街の書店さんの応援につながる活動を地道に続けることができた

こちらの夢は完全に森原個人の感覚によるものですが、実現できたのではないかなと思っております。欲しい本を見つければメモを取り書店さんでお取り寄せさせていただくことも、いまやベテランの域に達しました!笑 日ごろわくわくと心躍る時間をお届け下さる街の書店さん。これからも地道に地道に応援パワーをお届けしたいなと思います。

街の書店さんの展開されたコーナーに自著を並べていただくことが叶った

「〇〇フェア」とは少し違うかもしれませんが、書店さんで展開されたコーナーの中に自著を並べていただく機会がございました。星の数ほどある書籍の中でわざわざピックアップしていただけることは、本当に本当に奇跡のようなことです。いつもお世話になっている書店さんのお力になれますよう、これからも執筆を目一杯頑張っていきたいです。

  

『ゆめMEMO』を書きはじめてから気づいたこと。それは「今までの自分は意外にも『夢が実現したこと』に気づいてこなかったのかもしれない」ということでした。自分の夢を文字にしたためて、見返してはじめて夢の実現に気づくことが、本当にたくさんあったのですね。そして改めて「夢が実現したんだなあ」「私、頑張ったんだなあ」「たくさんのご縁に恵まれて幸せだなあ」と達成感と感謝が溢れてくるのです。

きたる2025年に向けて、改めて「ゆめMEMO」をしたためたいと思います。皆さんもぜひご一緒にいかがでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

\\ 2025年の皆さんにもお楽しみ頂けますように //

  人とあやかしたちの想いに向きあい  
    1冊の本を紡ぐ物語です。